6/9/16

Honesty




シンプルに生きていると見えてくるものがある。
自分に正直に生きていると見えてくるものがある。

今日はそんな発見から。


身近な人の中にある「イヤだな」「嫌い」「よろしくない」という部分は
元来自分の中にあるもので、それを「よくない」とジャッジして自分に禁止しているから気になるのだ。
自分の中に全くないものは「不思議な考え方をするな」「うわーこの人面白い考え方だな!」というような反応しか起きない。

とは
よく聞く話です。


今、常に沢山の人の居る職場で仕事をする、という生活では無いため
ほぼ全ての感心が自分に行くんですね。
毎日がとても静かなので、自分の内面がよく見えるんです。

上に書いた理論
今までは、頭で理解していて、それを基準に生きてきました。
でも今は体感する日々の連続です。

今朝
だいすきなパン「まるごとかぼちゃ」がいい色でパリッとするのを
お気に入りの小さなお皿を抱えて
トースターの中をじーっと見て待っている自分にふと気がつきました。

こんな小さなことでも、人に話すなら
つい自分をいじって

「こどもか!」

とつっこんじゃうでしょう。笑

でもこの時わたしの心の第一声は

「わたし、かわいい。こどもみたい笑」

でした。
それでハッとしました。

「ああ、今まで外の世界が賑やかすぎて、こういう自分の声に気付かなかったんだな。」
「気付いてもなんとなく決まり悪くて濁してきたんだな。」

確かにこんなこと、あんまり外に向かって言う大人、見ませんよね。

「私自分のことすごいかわいいなーってキュンとしたの♬」

って言ったら、眉をしかめる人もいるでしょう。笑

「バカっぽい」

って言う人も居るかも。気持ちはわかる。笑 ☜わかるんかい

でもその、眉をしかめた顔の下に
バカじゃないの、と思った心の下に

「ねえ私〜!私のことかわいいって思ってよ−!」

と言って中からドアをドンドン叩いている自分が居ると気がついてあげることが何より大事なんだな、って感じました。

人前で「私かわいい♬」なんて言う必要はないのです。
もちろん言えたらそれに超したことないですけどね!

ただ自分の「私ったら、かわいい」に耳を澄ませて
出来れば自分に言ってあげるといい。

これは「かわいい」みたいな褒めたい部分だけじゃなくて
「ダメだな」と思っている部分にこそ適用すると効果があるな、と思います。

私の体験から言うと、自分を自分の子供だと思うと全部うまくいきます。

お皿持ってトースターを覗いている ☞ かわいい
ゲームで負けて不機嫌になって泣いてしまった ☞ 愛しい
台所をものすごく散らかしたけどお菓子を作れた ☞ 誇らしい
大好きなアニメに集中し過ぎてごはんこぼしてる ☞ すごい集中力だ!
何度もコケたけど自転車に乗れた! ☞ 世界一の子だ!

相手が自分の子供だとこうなりますよね。
「これをやったから愛してあげない!」とかならないですよね。
しかもひとつのことが出来ただけで胸が一杯になるぐらい感動しちゃう。

それを自分自身に感じてあげてください。

お皿持ってトースターを覗いている ☞ かわいい
仕事が上手くいかなくてしかも嫌味言われて悔し泣き ☞ 愛しい
よく見たら縫い目ガタガタだけどクッションカバー作った ☞ 誇らしい
小説や動画に没頭しすぎて電車乗り過ごした! ☞ すごい集中力だ!
何年もかかったけど資格取った! ☞ 世界一の子だ!

そうやって自分を心から愛して応援していると
気がついたらものすごく人生が変わっていると思います。


世の中では、少し斜めから見たような目線や
キツいつっこみや、自分を卑下するようなジョークや
ネガティブな言葉で歓びを現したり
そういったことがどこか格好良くとられています。

確かに面白いと思うし、クールかもしれないけど
多分それだと、魂はちっとも幸せになれないんだと思う。

せめて自分自身に対しては、カッコつけずにいてあげたいな、と思う今日このごろです。


今日も読んで下さってありがとう♬




Custom Post Signature

Custom Post  Signature