10/10/16

てふてふとレオナール



ここ数日、何だか不思議な
時空のポケットに居るような日々でした。

9日に予定していたお茶会は
本当に色々な方から「行きたい」と仰って戴いたのですが
全ての方が「仕事が」「勉強会が」「旅行が~」ということで
次回に持ち越しとなりました。

こんなことってある!?
と驚くほどの割合だったので
これにも何か意味があるんだな~なんて思っていたのですが
水曜から体調が優れない状態が続き
更にちょっと驚くような変化とかもあって、
結局日曜までずっと頭痛が続いていました。

何か大きな変化がゆっくりとやってきているようです。
変化については、また折を見て話しますね^^



そんな日々だったのですが
それなりに幾つか抱えている仕事がありまして
毎日「机につかなきゃな~」なんて思っていました。

でもある時ふと「あ、またやってる。」と気付きました。
ダラダラ毎日働いて、しっかり休むのを忘れていたのです。

休むと言っても普通に働いている人よりは沢山寝ているので(笑
そういう意味では無く、
リフレッシュというか、魂に栄養を与えるのを忘れていたのですね。

これねー
すごく大事なんですねー

自分の魂にとって、一体何が栄養になるのか
それを把握しておくと、リフレッシュの時にとっても役に立ちます。


金曜日、
久しぶりにお日様の射した朝。

起きると、外で余り見ない鳥がラブソングを歌ってました。
彼が歌うと、遠くから同じ節の歌が小さく帰って来るのです。
それをずっと、ベッドの中で聴いていました。

きゅんとして、
「今日は公園に行って鳥の声や風の音を聴きに行こう」
と思い立ちました。


駅前からバスで15分ぐらいのところにある
都立の公園なのですが
BBQや子供の遊び場になっている広場の反対側に
自然保護区と小川のあるエリアがあって
そこはいつも大人ばかりが1人で散歩していて
とても静かでのびのびとしたとこなのです。

川の畔は、ともすると湖水地方のような面持ち。



小川のせせらぎや鳥の声が耳に潤って
近くの国道を走る車の音すら爽やかに感じます。
フシギー


てふてふが熱愛中だったり…

※注:音が出ます。
Azusa K.さん(@atchannel)が投稿した動画 -



柳はまだ青さが残っていて…



でも確実に
秋はカサコソと暖かく近づいてきていて



栗が落ちていたり
(でも中身はすべて持ち去られていたり笑)



落ち葉も、グラデーションがかかる
一番綺麗な時期です。




空も高い。




ざくざく歩いて行きます。

Azusa K.さん(@atchannel)が投稿した動画 -




気持ちの良い広場に出ました。

ストールを敷いて、ごろり。
一度ごろんたしてしまうと、もう心が解放されてしまって
何の心配もいらない気持ちなります。




あんまりこうしてると風邪をひいてしまうので
近くの美術館のカフェに行こうと思い立ちました。

近くと云っても、バスを乗り継ぐのですが
そこのカフェのテラス席が
時間がのんびりとしていて、よいのです。
(施設の喫茶、って感じですけどね。笑)

思い立ってすぐバス停に行くと
5分もしない内にバスが来ました。
乗る前にちらりと時刻表を見てびっくり。
一時間に1~2本しかないバスでした。

ラッキーだなあ^^♪
ありがとう♪♪♪
なんて思いつつ乗り継ぐ駅に着くと
なんと目の前にお目当てのバスが!!!
すぐに乗り換えて出発。

こういう風に「びっくりするぐらいスムーズ」な時は
天使やガイド達が応援してくれています。
つまり「そのチョイスいいね!」と言ってくれているのです。
なんだか導きを感じて、余計ワクワクしてきました。

美術館に着いてカフェを目指そうとしたら
思いがけず、藤田嗣治の展覧会を開催していました。

ですが現金が余り手元になかったので
「入りたいけどお金下ろさないとないかもなー」
と思ったんです。
でも付近には銀行なんてないので、
足らなかったら今日はいいや、なんて思ったのですが
お財布を見ると全然大丈夫でした。

実はその日、
Suicaをチャージしようとしたら
思いがけない十分な金額が入っていたんです。

確かにこの前使い切って切符を買った筈なのに…
おかしいなあ? 思い過ごしだったか。

と思って出かけたのでした。

そのお陰で、展覧会に行ってお茶をして
バスや電車に乗って帰っても余裕が残るぐらい
ちゃんとお財布に入っていたのです。

これは「見ておいで」ってことだな~♪
と感じて、入りました。





入って大正解!
私、白を基調としたフジタの漫画っぽい絵は
そこまで好きじゃなかったのですが
それ以前のものや、各地でインスパイアされて
あらゆる模索を踏んだものが思いの外私の好みで、
それ以外の白の絵も作品によって新鮮で
とても感動しました。

一枚一枚が印象と共に瑞々しく胸に飛び込んでくるのです。
これは画家自身のキャンバスに向かう姿勢なんですね。
常に新しい気持ちで向かって描かれた絵、

今までとは違う線を、
ここで得た新しい感性の震えを、
と切に願いながら置かれた色。

感動で胸が熱くなって
目頭まで熱くなってきました。笑
思わず溢れる感嘆のつぶやきと
賞賛のためいき。
久々に圧倒されました。

彼の絵は、画集やポストカードなんかじゃ
全然意味がないんだな、と改めて感じました。
(まあどの絵画もそうなのですけれどね)

12月11日まで府中市美術館で開催されています。
中央線の武蔵小金井からバスで11分ぐらいですので
お近くの方、興味のある方は是非^^



感動醒めやらぬ状態で
喫茶のテラス席でのんびりしていると
空がとても不思議な模様に…

「マグリットの鳩が出現しそう!」

と感動して撮影したら

傘の影で、本当にマグリットみたいな写真が撮れました。



17時に閉館。
バスの座りたい席をお願いしながらバスを待ち
乗ったら本当にその席だけ空いていて


幸せな幸せな一日でした(人´ω`)
その夜から、何だか不思議な変化が起こり始めたのです。

それはまた別の機会に♪

今日も読んでくださってありがとう❤❤❤

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