例えばあるスピリチュアル的なワークがあって
それをしてあっという間に劇的に変わる人と
何度もやっているのに全く変わらない人がいる。
同じワークショップに行って
ある人はものすごい気付きを得て感動しているのに
隣に座っている人は何も得られずに肩を落として帰る。
あるスピリチュアル本のレビュー欄に
「本当に不思議なことが起きて夢が叶いました」という書き込みと
「どの本にも書いてあることばかり。何も変わりませんでした。」という書き込みが並んでいる。
こういうシーンを、私は何度も見てきましたし
自分でも体験したことがあります。
あなたはどうでしょうか。
私のこのマニアックなブログ😂を読んで下さっているぐらいですから
少なからず一回は、体験したり、こんな光景を見たことがあるかもしれません。
こういった体験をしたとき
多くの方は
「どうして私はできないの?」
「私のなにがダメなの?」
「やっぱり私はダメなんだ…」
「あの人は生まれつきそういうチカラに恵まれてるだけ。
私には無いから奇跡でも起きない限り…」
といったことを感じているようです。
ですが、人生が運に依って左右されたり
その人が神にどれだけ愛されているのかに依って人生が決まるなんて
そんなことはありません。
実際、なぜこのような差が生まれるのかというと
それは、そのワークをしたり、本を読んだりした時点で
その人がどれだけ自分自身と向き合ってきたかがモノを言います。
例えば、
2人の人間が、同じ日にヴァイオリンを始めます。
1人は毎日練習をしていて
もう1人は週に一回練習をしています。
3ヶ月経った頃、有名なヴァイオリニストが、
2人に特別レッスンをつけてくれることになりました。
2人は同じレベルの気付きや変化、飛躍を得られるでしょうか?
答えはお分かりのように、NOです。
毎日練習をした人は、すでに自分の弱点やクセを沢山発見しています。
沢山練習している分、沢山つまづき、考え、克服しているからです。
ですから、特別レッスンでその多くの弱点のほとんどを解消できます。
週一回練習している人も勿論同じように弱点やクセを発見していますが
毎日練習している人の1/7の量の気付きとなります。
ですから、特別レッスンで解消できる弱点も1/7の量です。
また、こういった種類の練習は、単純に日数では計算できません。
やればやるほど慣れていくので、相乗効果があります。
ですから2人はこの特別レッスンのタイミングで
実際は驚くほどの差が開くようになります。
これは、どちらが偉いとか、どちらが遅れを取るからがんばれとか
そいういう話ではありません。
週一回でも、それがその人のペースに合っているならそれがベストです。
ただ、毎日練習している人の何倍もの月日がかかるというだけのことです。
最初に書いたような差は、そのシーンだけを切り取れば
まるでその人達自身に違いがあるように見えますが
この理論に照らし合わせてみると
この理論に照らし合わせてみると
嬉しい変化が起きた人は、たくさん自分と向き合ってきた人で
何も起きなかった人は、向き合う量が前者より少なかっただけ
ということになります。
こう言うと
「そんなことありません。
私の方が、友人より何年も長くスピリチュアルを勉強しているのに
友人にはどんどん変化が起きて、私には起きていません。」
という人もいるでしょう。
何かを叶えるために、または自分を変えるために
スピリチュアルな視点から動く人には
大きく分けて2種類の人が居ます。
スピリチュアルなワークや視点を
楽器の練習のように考えていて
「これいいよ」と言われれば
とにかく取り組みひたすら続けてみて
それ自体を楽しむ人
と
スピリチュアルなワークや視点を
魔法の呪文のように考えていて
自分に合ったもの(またはホンモノの)があれば
そう考えたり、そのワークをやるだけで
それだけで何かが変わると思っている人
前者は、楽器や語学習得のようにひたすら続けるものだと思っているので
結果を期待せず「とりあえずやってみよう」と始めます。
すると自分自身と沢山向き合うようになり、
疑問や本当の願望に沢山気付いていきます。
気がつくといつのまにかどんどん人生がラクになっていて
あるワークや本に出会ったタイミングで、
積み重ねた疑問が一気に解消され、大きな変化を体験します。
たとえそれが3ヶ月でも。
後者は、ワークや新しい考え方を、「魔法の薬」のように考えています。
(または、飲むだけで2週間で10キロ痩せると謳うダイエットドリンクのように!)
早く結果が欲しくて、色んなものを試します。
薬だと考えているので、すぐに効果が出ないと疑い始め、他の方法を探します。
薬だと考えているので、すぐに効果が出ないと疑い始め、他の方法を探します。
一度やって効果がなかった場合、似たようなものは最初から排除します。
こうして味見だけをしては捨て、「正しい薬」に巡り会うまで延々と続けます。
こうして味見だけをしては捨て、「正しい薬」に巡り会うまで延々と続けます。
結果、自分自身と向き合うことに至らず
良いワークや本に出会っても、解消される点が少なく、毎回あまり変化がありません。
たとえそれを10年やっていたとしても。
★
私は、長い間後者でした。爆
まあ、後者寄り、かな。
10年くらい。笑
長かったな…(遠い目
その後、
自分と向き合うことがどれだけ大切か
ということに気付いてから
自分と向き合うことがどれだけ大切か
ということに気付いてから
奇跡のように色々なことが重なって、この仕事を始めました。
さらにこの半年間は自分と向き合うことにプラスして
自分にOKを出すことを集中してやってみて、
これが最強だと、今は感じています。
・自分の思考を書き出す
・その思考すべてにOKを出す
これを、毎日、半年間やりました。
今、ものすごい変化を感じています。
★
★
さあもう、
白馬の王子様が起こしにきてくれる(奇跡が向こうからやってくる)なんてバカな考えは捨てて
自分で起きて、塔から出て、棘(イバラ)の森を切り開いて出ていきましょう。
塔の中で、効かない魔法を自分にかけて、あと何年寝るつもり?
時間はすべての人に平等に流れます。
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