8/17/20

期待




むぅ〜、暑いですね〜。
お盆も明けて、なかなかホットな残暑に向かっておりますが
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて
ちょっと汚い話で恐縮なのですが (お食事中の方はここで閉じてね)
台所の配管が梅雨の頃から臭ったんですよ。😣
外から家に帰ってくると、臭う〜!イヤ〜!
どうしたらいいかな? 臭いを取りたいな、と思いました。

でも配管掃除って結構高いし
やったことないからどこに頼んだらいいかもわからないしな〜
と思っていました。


すると数日して、
「今なら特別価格で配管を掃除しますよ」
というチラシが入ってきたんですね。

おお!さっそく導きが来たわい😏うしし
お掃除さんが来てくれたら臭いは取れる!と思い
いそいそと連絡して、来て貰うことになりました。

いざお掃除の人に来ていただくと
配管の数や、何を解決したいのか質問されました。

とにかく台所の配管の匂いを取りたいのだと伝えると
匂いというのは配管のずっと下の方から来ているので
配管掃除だけでは取れず、薬剤による掃除が必要とのこと。

臭うという事の理由の恐ろしさを散々並べ立てた後
何度お断りしても、薬剤洗浄をしようと言い続けました。

その強引さに若干の不快感を覚えつつも
では薬剤の本格的なお掃除の値段はと伺うと、予算の何倍か上でした。
なので「やはり薬剤はまた今度にして、とりあえず今日は配管掃除だけお願いします。」
と言うと
「うーん、でも臭いは薬剤をやらないとなくならないんですよ。
 だから掃除だけしても意味ないんで、今日はこのまま帰ります。」
と、何もせずに帰っちゃったんです。

「え…あの人一体何しに来たんだ…」と謎と臭いは残ったまま…。
同時に
「結局特別価格で吊ってもっと大きな作業をして払わせようってことだったのかしら?
 で、安い作業だけだったら元が取れないからやらずに帰ったのかしら?
 それだったらすごく腹立たしいわ〜。」
と思い、罵詈雑言をその思いをノートに書いてその日は寝ました。


すると翌日、また同じ配管清掃業者の他の方から入れ違いに電話がありました。
その人は、別の人が来たことを知らずに二重に連絡してきたようでしたが
昨日の事の顛末を話し、結局何もしなかったんです、と伝えると

「あ〜、それはそうですね。臭いって、薬剤やらないと絶対取れないんで。
 確かに掃除だけやっても、お客さんお金無駄にしていたと思います。」

と言われたんですね。

それで
「ああ、あの人は強引だったけれど、真実を話していたんだ。」
と、バイアスをかけて業者さんを見ていた自分に気づけました。
その気づきも、同時に業者さんへの感謝と謝罪もノートに書いて、その日は寝ました。

そして次の日になって突然、掃除の人が

「薬剤というのは市販されている薬剤の何倍も強い物を使うので…」

と言っていたことを思い出しました。

市販?されているの?
ネットで調べてみると
「あれ、これこないだ買ってお風呂に使ったな。お風呂の詰まりだけじゃないのか」
と思い探すと、あったあった、半分くらい残っています。

掃除の人は「市販品のは臭いの元に届かない」と言っていたのですが
やらないよりいいだろう!と早速やってみました。

すると…!!!

臭いがなくなったのです!!!

今では嘘のように、クリーンな空気。笑
水場ならではの臭いはしますが、これくらいは普通です。
また今回市販品が化学的な強い物だったので少し心配になり調べると
重曹とお酢でもこまめにやれば良さそうだと情報が入ってきました。

私が「こうだったらいいな」と思った時
すぐにやってきたチラシが導きのゴールだと思いましたが
実際はその先にいろいろな気づきや発見があり、
回り回って最終的には嬉しい結果となりました。

結局のところ、予算を1円も使わずに解決した上に、貴重な学びを得たのですから。

こういう体験をすると
本当に神様(ハイヤーセルフ)って、完璧な道を用意してくれているなあ、と
いつも思います。



私が今回体験してわかったことは

もし何かを望んだ後に
すぐにそれらしい物が目の前にやってきても
それは導きのステップのほんの1段目かもしれない。

ということです。

それらしい見た目をしていると
すぐにそれが祈りへの答えだと思ってしまうことがあります。
ですがそこにあるのは、まず何かしらの学びかもしれません。
それを体験して学び取れたら、
やっと次のステップが示されるということがあるのです。

ですがそれらしい見た目のものを
最初からゴールだと思いこみ
期待というフィルターを通して見てしまうと
期待を裏切られてがっかりするかもしれません。

がっかり、は期待という名の愛(=情熱)が裏切られたと感じる時に起こる感情で
怒りや悲しみとして姿を変えることもあります。

これは期待した結果の可否だけでなく
友人が自分の意見に同意してくれなかったり
親が自分の生き方に賛同してくれなかったりしても
起きますね。

最初の「がっかり」は本当に小さなことです。
ですが傷ついた心はやがて自分を防衛しようと頑なになってしまいます。

今回私が清掃業者さんに怒ったままだったら
私はこう言った業者さん全体にいい印象を持たなくなり
「カモられないように」と不信感のフィルターを通して
他の業者さんを見るようになっていたかもしれません。

私は「今ここ」の状態になってから
期待というものをほとんどしなくなっていましたが
こうして「お金を払って何かをしてもらう」ことに関しては
どこか「当たり前」という期待がまだまだあったようです。
本当に勉強になりました。



ということで、
「期待」は、しないことをみなさまにお勧めしていますが
「どうしても期待しちゃうんです!」というお声もよく頂きます^^

もしそうなら
「期待」は、カラフルに、幅に余裕を持ってしてみてください!

赤だったらいいな、と思うと、赤以外だとがっかりしますが
綺麗な色だったらいいな、と思うと、例え緑でもOKですよね。

ゴールだったらいいな、と期待するとゴールでなかったらがっかりしますが
ゴールに繋がる一歩だといいな、と期待すると、
そこから積極的に色々学んで次に繋がっていき
ゴールに到達した頃には、成長した上に、宝物を沢山抱えているかもしれません。

少しだけ視点を変えて、やってみくださいね^^


暑い夏がまだまだ残っていますが、乗り切っていきましょう!
皆様に愛を😚❤️


image source : Pinterest.com
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