1/26/20

BABY FROM HEAVEN



みなさまこんにちは!
あづさです^^

ここのところ東京は曇りがちの日が続いていて
いつもの冬らしい晴天が恋しいです。
はやくあの青空が見たいな~。

さて、今日はローナの『エンジェル・イン・マイ・ヘア』(ハート出版)から
亡くなってしまった赤ちゃんについてのお話を、引用しながらお伝えしたいと思います。



ローナはまだベビーベッドに寝かされていた頃から
天使や霊魂を肉眼で見ていた記憶があるそうですが
その中に、ローナが生まれる前に亡くなってしまった
彼女の兄のクリストファーの霊魂も居たそうです。

彼女の兄のクリストファーは
ローナより一年早く生まれましたが、生後10週間でこの世を去りました。

ローナには兄が他の人間と同じように見えていたので
(他の人より少しだけ明るく見えてはいたそうですが)
しばらくは彼が生身の人間では無いことに気付かなかったそうです。

そのうち、兄が違う年齢に姿を変えたりできるのを見て、他の人と違うと分かったそうです。
ローナとクリストファーは一緒に遊ぶこともありました。

『クリストファーは母の周辺によく現れました。母はときどきかまどのそばの椅子に座って居眠りをすることがよくあり、そんな母の腕の中にいる兄をよく見かけたものです。』

ローナは兄の存在を母親に教えてはどうかとクリストファーに尋ねると
教えてはいけないと止められたそうです。
だけどお母さんはぼくを時々感じているよ、とも。

やがてローナは4~5歳のころ、ある出来事をきっかけに兄が母の側にいる理由を知ることになります。
クリストファーが家から外に出ようとしないのを不思議に思って、どうして外に行かないのかと尋ねたのです。

『「ローナ、赤ちゃんが死ぬとね、その霊魂は必要とされるかぎり、お母さんのそばに留まるんだ。ぼくはお母さんとここにいる。外に出れば、お母さんとの思い出を壊してしまうかもしれない。だから外へは行けないんだよ。」
~中略~
クリストファーの話によると、母はあらん限りの愛情を兄に与えたそうです。そして今度は、兄がその愛を母に返そうとしていました。
そういうわけで、霊魂となった兄は家に留まり、けっして外に出ようとしませんでした。母が充分に元気を取り戻し、兄が旅立ってもだいじょうぶと思える日が訪れるまで。』

ローナは他のところでも書いていますが
赤ちゃんが亡くなると、その霊魂は例外なく
哀しむ母親のそばに留まるそうです。
やがて母親が、悲しみから立ち上がり前を向いて歩き出せるまで。

これは、例えば死産や流産、堕胎などでも同じだそうです。
その母親が哀しんでいれば、立ち直るまでそばに留まり、愛を注ぎ続けるとか。
(ちなみに、子供はみんなちゃんと天国へ行って、そのあと戻って来て側にいるそうです。だから成仏していないとかそういうことではないんですね。)

こういった真実を目の当たりにすると
人の魂の美しさやその愛情の深さに驚かされるとともに
人はどんなときでも独りでは無いと感じさせられます。

日本って、なんか色々とジメジメしていて(笑
よく「水子の霊が。よくないから除霊しなさい。」とか言うけど
全然違うじゃん。
めちゃくちゃ純粋な、母への圧倒的な愛じゃーん!
と思えて、幸せな気持ちになりました。
そして愛で胸がいっぱいに…。

ぜんぶねー
愛なんですよねー
せんぶ愛なんですよ。
うん。


いよいよ寒さ極まる2月に近づいております。
みなさまあったかくして過ごしてくださいね。

明日も素敵な一日になりますように!


image source : Pinterest.com
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