6/14/16

宇宙的な孤独号




なんだかやけに忙しかった日々から
今週 ぽこん と抜けた。

あれやんなきゃー
これやんなきゃー

を脱して

やるべきことを全部

「やりたいことリスト」

にしてみたら
そこに心がすっきりおさまった。

ちょと体調が悪くなったりして
振り返ってみると、
変にダラダラと作業や勉強をしていて
きちんとした休みを取っていないことに気付いた。


なんだか色んなものが後ろからどんどん押してくるし
周りがあーだこーだ言うのを聴いていて
すっかり自分の軸を見失いそうになっていたなあ、と
雨の多奈加亭で
カタカタ震えている薬罐を見ながら
ぼんやりと考える。



私は私である。

これが軸にあると
誰とも自分を比べないので
比較的(hahaha)楽な性格なんだけれど

けれども、ジョンが言ったように
非常に、宇宙的に、孤独である。

しかしやはりこの「宇宙的な孤独」は
雨に濡れる下草にも似て
とてつもなく 強い。
だれの 承認も要らない。

どこにでもいけるし
どこにでも存在でき
何者でもないと同時に
すべてである。

「宇宙的な孤独」号は空を飛ぶ。
自由を燃料釜に焚きつけて
星を跨いで、夢を見る。

この 得難き勲しよ!

ただひたむきに進むしなやかさよ!

世界のすべてにふりそそぎ
わたしたちを愛でておくれ。



「宇宙的な孤独」号は夜に還る。

雨の夜に、ひっそりと
薬罐の湯気に紛れこんで
宿主の心に還ってゆく。

何者にも侵されない 誇り高き人々の胸に。

おやすみ
おやすみ

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