一歩ずつ

これを書いている今日

東京は朝から薄暗くて、ずっと肌寒かったです。

私はこのぐらいの気温がとても好きです＾＾

勿論秋晴れの暖かさも大好きですが

このぐらいの気温になると

何と云うか、自分の感情の温度のようなものが

掌からリアルに感じられるようになります。

心と手との間に、無駄なものが一切無いような。

外に向かいすぎることもなく、内に向かいすぎることもなく

バランスが取れて、穏やかな気持ちになります。

柔らかい色のタイツを選んで

首に巻くストールの優しい襞を見る

そんな余裕もあります。

（２月ぐらいになるとそんな余裕もなくなり…）

先日、menthe et citron に

秋のパリガイドをUPしました。

ほんの束の間の脳内パリ旅行をお楽しみ戴けます＾＾

実際パリに行く予定のある方は、旅気分を盛り上げて下さい。

Visiting Paris in Autumn

このパリガイドにも書きましたが

なんとなく秋って、過去に気持ちが向きませんか？

今日はそんなお話です。

★

毎日やる「願望実現ワーク」などって

続く人と続かない人が居ますよね。

ちなみに私は続かない…数日経つとすぐに忘れてしまうタイプ。

だから鏡に貼ったりしてましたが

その内だんだん鬱陶しくなってきて←

サボり始めます。笑

結局続かないんです。

やっているうちにバカらしくなってきて( -ω-)y─┛~~~

（こらこら

これって、つまり

信じていないってことなんですよね。

だからそんな気持ちで何度やってもなかなか叶わない。

よっぽど

「まいっか、どうにかなるか」

なんて思うことの方があっという間に叶ったりする。

どんなワークやアファメーションも

「素直に行動する人は叶う」

なんて言うけど、

そういうのを聞く度に、

「『そっか！そうすれば叶うんだ！』

　って素直に思えない人はどうすんだい。(￣ー￣)」

と思っていました。

「あほくさ、と思いながらやるんかい？(￣ー￣)」

と。

私は自分の前世を夢で沢山見てきましたが

どれもこれも困難続きで笑

そのせいなのか？小さな頃から意味もなく

「人生は問題だらけだ」

なんて思っていました。

「毎日唱えれば叶うっていうから

　毎日やっていたらすぐ叶っちゃいました！v(ﾟ∀ﾟ*)」

って言う人達って

頭が単純だから脳に刷り込めるんだろうなー(￣ー￣)

なんて冷めた気持ちで思っていた時期もありました。

そんな私みたいな人も、この世界には沢山居るんだと思うんです。

だけど自分が本当に叶えたい願いって、

どんなに冷ややかな態度を取っても

忘れられないんですよね。

それが諦められないってことなんだと思います。

諦めないって、それが絶対に自分にとって大切だ、
と信じることでもある。

アスリート達は、そうやって毎日特訓をする。

職人達も、そうやって毎日修行を積む。

その先に進むには、

それが一番の近道だと分かっているからなんですよね。

確かに

毎日唱えただけで願いが叶っちゃう人は

単純なのかもしれない。

でもそういう人だからこそ

「信じる」ってことに労力を惜しまないんです。

私のように

「あほくさーヽ(｀Д´#)ﾉ」

なんて思ってイヤんなっちゃうタイプは

「これ信じてやって、叶わなかったら

　どうしてくれんのよヽ(｀Д´#)ﾉ」

なんて気持ちがあるんです。

私の前世を見ると、本当に…なんというか…

世の中を斜めから見ざるを得ないような環境にばかり育って

人を簡単に信じられなかったり、

「きれいなものなんて上辺だけだ」

「自分は低い存在だから幸せになる資格なんてない」

「苦労の末にしか幸せはない、幸せも長続きはしない」

なんて考えが当たり前の人生ばかり送ってきていました。

なので、あらゆる潜在意識系の本に書いてある

キラキラ模様で囲われたワークのページなどを見ると

「こんなんで幸せになるんだったら

　今まで何百年も苦しんできた私は

　一体なんだったわけ!?

　脳天気もいいかげんにして！ヽ(｀Д´#)ﾉ」

なんて、どっかで思ったりするのです。

だからワークなんかで

幸せになっちゃったら困るんですよね。

そんな簡単に幸せが手に入ったら、

どうしたいいかわからなくなっちゃうんです。

(´；ω；｀)(´；ω；｀)(´；ω；｀)

今これを読んで何故か泣けてきた人は

多分私のような過去が、前世か現世かの

どこかにあるのだと思います。

でも、それはもう過去です。

それを体験することを選んだ、過去の私達です。

両手を開いて、綺麗な小川に流してあげましょう。

今までありがとう。

大変だったよね。苦しかったよね。

でももう終わったよ。全部受けとったよ。

次に行くね。

と言って

光に返してあげましょう。

それから、

今この人生で、これから何を体験したいのか

改めて設定してみましょう。

そしてそれを出来るだけ毎日、繰り返し確認します。

これは脳に対する指令です。

昨日もあれを願った。

今日も同じものを願う。

明日もやっぱりそう願う。

こうして、私達は脳に、

何が当たり前かをただ刷り込んでいけばいいのです。

物理的に言って

私達の脳は見たいものしか見ることが出来ないからです。

私は今、人に勧められて朝日記をつけています＾＾

昨日の感謝と共に、近い未来の目標設定なども書きます。

書いても、現実にならないこともありました。

でも今は「そうなった方がいいからそうなったんだな。」

と心底思えるようになりました。

何故なら、私の人生は

いつも過去よりずっと良くなっているから。

「手放す」のが怖かったら

「前に進む」って思えば良い。

「変化」が怖かったら
「成長する」って言い換えたらいい。

私達は常に成長しているのです。

昨日より今日、今日より明日。

それは何よりも明白な真実だから。

一歩ずつ。

信じることすら、一歩ずつ

私はそうやって、前に進んでいます。